「特定非営利活動法人 国境なき子どもたち」からのお礼のお手紙

今年の一連の「N.G.S.ジャパン」による「ガーデン・オープン・チャリティ」から生まれた暖かな「ハートフル・コイン500円玉」たちが「小さな幸せたち」になるためにチャリティ団体へ行きました。そして次々と「国境なき医師団」、「ドイツ国際平和村」や、「日本赤十字社」などの「チャリティ団体」からお礼のお手紙を「N.G.S.ジャパン」のほうに届いております。
その中から「国境なき子どもたち」からのお手紙をご紹介させて頂きます。

2004年7月15日付
中間法人 N.G.S.ジャパン 谷口多美江様

謹啓、
この度は私共「特定非営利活動法人 国境なき子どもたち」にご寄付を頂戴し、心より御礼申し上げます。
お預かりしました貴重なご寄付は、カンボジアやベトナム、フィリピンの困難な状況の下で生活することを余儀なくされている子どもたちに安定した衣食住や適切な教育の機会を提供するために大切に活用させて頂きます。

2000年の夏以降、カンボジア、ベトナムそしてフィリピンに開設された「若者の家」や「友情の家」などの援助施設は7ヶ所にまで増えました。
そこでは、勉強したくても学校に行かれずに働いていた子や、甘えたい年頃にも関わらず家族と共に生活することのできなかった子どもたちが暮らしています。
そして現在は、それまでは遠い存在であった自由かつ尊厳のある生活を送っています。

これらの子どもたちにとって、そして私たちにとっても、皆様が私たちの活動に賛同して下さり支援者として参加して下さることは、大変ありがたく、又心強く思っております。こうした息の長い活動を、一人でも多くの方々にご支援頂けることを願ってやみません。
国境なき子どもたちより、現地の子どもたちに代わって皆様に心から御礼申し上げます。
敬具

「特定非営利活動法人 国境なき子どもたち」 会長 小川道幸

私は、人道的な社会貢献のための寄付活動は、とても地道な行為でありながら、皆さんが今すぐにでもできる活動だと思います。しかしながら、寄付活動とはそんなに簡単なことではないのです。
以下の3つの行為をし続けなければ意義のないものだと思うのです。

  1. 寄付行為をし続けること。
  2. 寄付先のチャリティ団体が現在どのように活動しているのか常に認識をしていること。
  3. 我々の暖かな「チャリティ・マネー」の「500円玉たち」がそのチャリティ団体で どのように使われているのか、有効に使われているのかを常にチェックすること。

そして、「N.G.S.ジャパン」にとって一番大切なことは、必ずご協力を頂いた庭園オーナーの皆様方に、更に「ガーデン・オープン・チャリティ」に参加して頂いた来園者の方々に書面やインターネットを通して、その寄付行為並びにそのチャリティ団体の活動に関してご報告するという義務と責任を果たすことだと思っております。

ご協力頂いた庭園オーナーの皆様方に心より感謝申し上げます。そして、暖かな「ハートフル・コイン500円玉たち」を頂戴しました来園者の皆様方に心より感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。
今後とも、皆様、どうかご支援ご協力をお願い申し上げます。

N.G.S.ジャパン 谷口 多美江